ホルモンを分泌する器官を、内分泌腺と言います。
内分泌腺 『甲状腺』から分泌されるホルモンを『甲状腺ホルモン=チロキシン』といいます。
その甲状腺は、T3とT4という甲状腺ホルモンを分泌しています。
働きは、物質代謝の促進を行います。(両生類では変態の促進)
甲状腺は、脳の下垂体から出るTSH(甲状腺刺激ホルモン)を、TSH受容体でキャッチして、仕事をします。 血中の甲状腺ホルモンが少ないときは、脳はTSHを多く分泌し、甲状腺ホルモンが多いときはTSHを少なくして、甲状腺ホルモンの分泌量をコントロールします。
甲状腺はTSHの量に応じて、甲状腺ホルモンを分泌するのです。
甲状腺ホルモンが過剰になりますと甲状腺機能亢進症 『バセドウ病』になり、
欠乏しますと甲状腺機能低下症 『クレチン病・粘液水腫』や『橋本病』になります。
内分泌腺 『副甲状腺』から分泌されるホルモンを『副甲状腺ホルモン=パラトルモン』といいます。
働きは、骨に作用し、Ca2+ の血液中への放出促進を行います。腎臓に作用し、P3+ の排出増加なども行います。欠乏しますと『テタニー病』になります。
【その他のホルモンについて】
人間の体の中には、約6ヶ所の特定の内分泌腺から約17種類のさまざまなホルモンが血液中に分泌され、それぞれ別の組織や器官の働きを調節しています。
ホルモンの量は、多すぎても少なすぎても体の調子は悪くなります。しかも、必要な時に必要なだけの量のホルモンが血液中に分泌されなくてはいけません。
特に甲状腺に関わるホルモンは、上記で述べたような甲状腺と副甲状腺から分泌されるホルモンと、 内分泌腺『脳下垂体の前葉』から分泌される『甲状腺刺激ホルモン⇒甲状腺ホルモン(チロキシン)の分泌促進するホルモン』があります。